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Tokyo Otaku Modeのインターン生を卒業しました

去年の春頃にTokyoOtakuMode(以下TOM)エンジニアインターン生として雇ってもらい,先日3月13日を持って卒業しました.理由としては次の進路として大学院に進学することを決めたため,4月からの研究生活やきたる院試に備えるため.およそ1年近く在籍していてかなり思い入れがあるので感じたことを書いてく.

Tokyo Otaku Mode | About

TOMの存在は2013年秋ごろにWantedlyを見て知ってました.僕は元々漫画が好きでそういったサブカルチャーを扱う企業に興味がありました.あとはベンチャー企業にぼんやりとして憧れみたいなものがありまして.よくわかんないけどなんかかっこいいみたいな.だから実際にその中で働きたいという想いがありました.ただそのときはFacebookに投稿する記事を書けるライターしか募集しておらず,エンジニア志望だったのでそのときは応募はせず.

年が明けてダラダラはてブを眺めていたら,COOのエントリが新着エントリにあったのを発見.

スタートアップをやってみて気づいた10のこと - パパパパ

そこに連絡先が書いてあったので速攻でメール. ぼく「RubyVimと漫画が好きです.雇ってください」 みたいな主旨の内容のものを送りつけました.するとすぐにメールが帰ってきて 安宅さん「じゃあ来週東京でお話できますか?」 ぼく「はい,大丈夫です」 てなノリで東京に行き,当時まだ地下室みたいなところで仕事しているところを見せてもらいました.

地方に帰ってからもちょこちょこメールでやりとりをして,上京するタイミングでTOMにインターン生として関われることが決定.特に技術的なテストとか無くて逆に「大丈夫かなこの会社?」とか心配になりましたね…

僕は「Tokyo Otaku Mode Premium Shop」の開発に携わりました.これまで自分でもちょくちょくコードは書いていましたが実際に何かサービスを運用した経験はなく,実際に動いているプロダクトに触るのは初めての経験.ちょっとしたバグ修正でも自分が一体どこから手を付けていいのか全く分からず混乱してました.開発するのに採用していたNode.jsとMongoDBにふれたのも初めてだったということもありますが,それ以上にこれまで大してコードを読んでこなかったので膨大なコードを目の当たりにして怯んでました.

本当にどうしていいか分からなくて,その度に他のエンジニアの方に質問してた.当時の僕,grepの存在すら知らなくて今思おうとよく応募したなってかんじだ…質問するときに僕は「答えそのものを聞く質問」をしていたようで「答えそのものを聞くんじゃなくて,答えを得るための方法を聞いたほうがいいよ」と言われたのを覚えています.それからは単にどうしたらいいかというのを聞くというよりは,コードをどこまで読んでこれから何をしようと考えていたか,こういった方法でやろうとしたけどうまくいかなくて◯◯さんならどういう風にやりますかということを意識して聞くように心がけてた.あと質問したときに邪険にされたこと一度も無かったので精神衛生的にとてもよかった.

大学に編入したということもあって周りの大学3年生と比較するとそこそこ忙しくて,オフィスにこれるのが週2程度でしかも講義終了後の16時頃からとかだったのでもっとガッツリ関わりたかったなというのが心残り.それでバグFixが内容としては多かったのだけど,とにかくコード読んだ.前年度と比べものにならないほど読んだ.コードを書いた量と読んだ量を比較すると圧倒的に読んだ量,時間が多かった.読みやすいコードって本当に大事なんですね…自分の書けるコードはまだまだ相変わらず自信無いのだけどコードは読むことに関しては以前と比べると大分良くなったと感じる.自分が普段使っているライブラリとかの中身を読むことに抵抗が無くなったのはよい.

あと反省してるのは「エンジニアとしてこれがしたい!」ということをちゃんと持っていなかったということ.最初にジョインしたきっかけもベンチャー企業やそもそもWebエンジニアの仕事って何なんだ?っていう疑問を解決するためだったので技術的にどうしたいっていうのがあまり無かった.挑戦してみたいことや強みにしたい部分を自分の中できっちり決めておくことが必要だったとおもうのでその点は次に活かしたい.

中の雰囲気に関しては,CEOの亀井さんが「いつでもフルスイングだ!」てなことをよく言っていて,その意識は浸透しているのを感じる.イベントとか業務にあんまり関係ないことでも全力で楽しむ節があって先日行われたホワイトデーとかも「いかに面白さを女性陣にプレゼントできるか」みたいなところを考えてやっていて最高.僕は結構その空気が好きだったので居心地がよかった.何より言い出しっぺが多いのはいいですね. あとはガチオタとにわかおたくが共存できててありがたかった.僕は漫画は好きだから分かるのが多いのだけどアニメとか他のジャンルは殆ど知らなくてにわか知識しかない.社名がアレだからといって恐れる必要はなかったっぽい.個人的には本棚に大同人物語が置いてあったのが嬉しすぎた.

成長にともなって人も多くなってきて,元々大企業にいたって人もけっこういた.僕が尊敬してる人の1人に前職でeコマースをやっててこれから伸びるであろうTOMのサービスをもっと良くするために来たって人がいる.入社して数日の日報で「TOMの物流,運用はダメダメだ!よくこんなので今まで持ってたな!!」とめちゃくちゃdisる一方で「これから絶対良くしていくぞ!」という気迫が伝わってきてエンジニア含め周りの人を巻き込んですごいスピードで進めていったのは圧巻だった.即戦力ってこういう時に使う言葉なんだなと学びを得た.他にも色んな人が中途で入ってきて存在感を出していくのですごいなーという感想です.僕が入ってきた1年前と比較するとチームの形がすごい異なっていて来年の今頃どうなっているのか想像できない.

エンジニアもみんないい人で楽しさしかなかった.ただ一点心配なのは,これからもSlackに:real_alitasoが残り続けるのか?という点.僕の顔面画像がbotによって出力されるのだけど,結構それが頻繁にあってみんなムカつかないのかな…あの顔めっちゃウザいと思うのだけど…

僕と他のチームのインターン生で「データ集計周りでエンジニアにリソース割かせてしまうのアレだから,なんとか自分たちで勉強して使えるようになるための下地を作ろう!」ってことでMongoDB勉強会とか勝手に社内で主催してた.MongoDBの中でも自分たちがよく使う部分や,よく分かっていない部分をリファレンスを読み進めながら理解していこうって主旨のやつ.最初は僕を含むインターン3人でやっていたのだけど途中から他のチームの社員の方も参加してくれて,もっと業務を効率的に回せるようにしていこうみたいな流れになって良い感じになってた.セグウェイはその辺の鍵となる人物だと思うのでこれからも頑張っていって欲しい.

逆に布教に失敗したことと言えば,エンジニアチーム以外へのMarkdownの布教に失敗した.元々日報をメールで提出してて「日報をメールで書きたくねぇ…」とずっと思ってた.あるときesa.ioの中の人にお会いしてから,主にエンジニアの@pchwさんと僕が「esa最高!これからはこれで情報共有だ!」てなことをエンジニアだけでなく他のチームにも言ってた.エンジニアチームのほうは元々Githubwikiを使ってたけどそれがクソだってことと元々Markdownで書くことに慣れてたからスムーズに移行できて今やesa無しだと回らない状態なのだけど,他のチームはgoogledocksの壁に阻まれてあえなく失敗.ツールを揃えたいというよりも,みんながもっとシンプルな文章を書けるようになるともっと素敵なんだろうなと考えていた(資料中の文章でフォントの大きさが別々だったり,色が違ったりすると「結局どれが重要だと伝えたいんだ?」というのが僕にはひと目でわからなかった).

そういえばesaの中の人だったり,社内でやったシドニア鑑賞会だったりTOMのお陰で多くのエンジニアの人と関われた.Node学園祭もスポンサー枠でタダで参加させてもらったりしたし.社内でイベントをやることが多いせいか,TOMのメンバーが用意する懇親会のレベルはマジで高いと思う.これだけは真実を伝えたい.たぶんまた勉強会とか開催するとおもうのでぜひ参加して懇親会の寿司力の高さを見てもらいたい.CTO曰く 「梅は寿司じゃない」 とのことなので(梅はよく頼む寿司屋でのランクのこと),楽しんでもらえると思います(そしてエンジニアをそれほどもてなすほど,エンジニアを欲しています)

思い付いたことを書き足していったかんじだからまとまりのない文章になってしまった…他にも思うところはあるのだけどキーボードを叩く手が疲れたのでやめます…

とにかくTOMで一年間過ごせたことで僕はとてもハッピーでした!これからもWebの界隈に出没しますので,またお会いすることがあると思います.そのときはよろしくお願いします.

TOMのみなさん本当にお世話になりました,ありがとうございました!