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NTT R&Dフォーラム2015に参加してきた

雑記

NTT R&Dフォーラム is 何

NTT R&Dフォーラム2015

NTT武蔵野研究センタにて,NTTが行っている研究開発の成果を外部に公開するイベント.各技術領域の研究,開発内容をパネルやデモを用いて説明してくれる.他には講演とかワークショップもあったりする.

講演,ワークショップ

基調講演を聞くには整理券が必要だったようだが私が研究センタに着いた頃(11時くらい)にはすでに配布が終了してた.人気コンテンツだったっぽい.ワークショップのほうも全く見てないから分からない

展示

今年は以下の5つの技術領域に分かれて展示をしていた.

2020に向けたチャレンジ

オリンピックを意識した感じの研究内容がメインだった.「自由な視点でのリプレー視聴」とか「競技そのものをリアルタイムで世界に高臨場感配信」あたりが実現したらかなりいい体験になると思う.

あとは4K・8K映像を配信するためのソフトウェア・ハードウェアエンコーダの話が面白かった.4KのリアルタイムエンコーダがFPGAで実装されててなるほどというかんじ.HEVC,MMTとか謎技術単語連発されて混乱してたけど,その辺りの技術はあとでググる

バリューパートナーと拓く未来

ビックデータとか音声認識・合成・対話あたりの技術についてが多かった.ここで説明されていたのはデモもあるやつが多くて,実際にこの技術を使ってくれる人を探してるかんじなのかなーという印象.雑談対話APIあるの初めて知った.

グローバルクラウドの未来

パッと見た感じ興味を惹かれるやつなかったので見てない.

ネットワークサービスの未来

僕にとって1番面白い技術領域.大容量・高信頼化あたりの話はいかにもNTTってかんじの研究でワクワクした.「世界最高密度の2000心光ケーブルで設備コストを削減」は説明してくれた人の話が分かりやすくて,1番頷きながら聞いてた気がする.ケーブルの工夫よかった.

「伝送路の状況に応じて適切な変調方式を選択する適応変復調技術」,伝送距離とか特性によって変復調方式切り替えるのは確かに合理的.デジタルコヒーレント光伝送使うとハード面でメリットがあること理解できたのはよかった.もっと低消費電力DSPとかWSSモジュールとかハード面で工夫した部分も聞けばよかったなーと後悔してる.

「国際共同技術で技術結集したVoLTE用高性能符号化」の展示は実際に同じビットレートの音声データを3G,LTE,VoLTEで聴いて比較することができたのだけど3Gだと平ぺったい音だったのに対してVoLTEは広帯域で劣化を防いでいるのがかなりハッキリ聞き取ることができた.技術的にどういった技術を集約したのかという説明が無かったのが残念.VoLTEが適応されるのが楽しみ.

未来を見据えた基礎研究

ユニークな研究が多くて,パッと見回したかんじだと「NTTのイメージとかけ離れてるなー」という印象.人工シナプス,なんとなく凄さが伝わった.あとフォノン伝搬の電気的制御の研究,実用性はよくわからないけど熱とか振動を制御できるのは面白いとー思う.熱を電気的に制御できるようになるの,聞いた瞬間に初春飾利を思い出した.

所感

研究内容はどれも高度で理解できないことのほうが多かった.でもどの研究も社会を良くする可能性を秘めているのは感じ取れたし,基礎研究や核となる技術そのものものの研究は僕のやりたいことにかなり近いことなんじゃないかとも思った.僕は最終的にユーザーに喜んでもらうよりも,自分の作りだした技術そのものに対して良い評価を望んでいるのかもしれない.

NTT,通信のイメージが強いけどそれ以外の分野の研究開発も積極的にやってることがわかったし企業の理解という点では,以前よりもかなり理解が深まった.もし機会があれば研究のときの苦労話的なことも聞いてみたい.今回流石にそういったことは聞けなかった.

これから始まる大学での研究も頑張るぞい!という気持ちが高まりを感じた

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