【高専生向け】電通大に編入して半年経ったし所感書く

最近また「高専 編入」「電通大 編入」みたいなワードでの流入が増えてきたので,高専生向けのエントリ書く.. 高専4年生は後期も始まって大学進学を考えてるならどの大学いこうかなーとか考えはじめる時期だと思うので電通大を候補にしている学生に参考にしてもらえると嬉しい.

編入する前の受験期の話は以前のエントリを参考にして頂きたい.

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勉強について

学科やコースによって違いはあるだろうが,私のいる情報・通信工学科,情報通信コースに関して言えば今のところ高専時代にやった内容と新たに学ぶ内容が半々といったところだろうか.ただ大まかな内容が被っていても,大学のほうが細かいところまで拾っているといった印象. 試験のほうも試験前に対策さえしておけば難しすぎて単位を取るのが厳しい,ということにはならないであろう.

また実験に関して言えば高専生は無双できるので何も心配は要らない.「電気回路を一度も組んだことがない」「プログラミングの講義は過去のもののコピペで乗り切った」という学生が割といるので(僕の実験班だけかな...),かなり有利.隣のテーブルの人が困っていたらやさしくアドバイスしてあげると喜ばれます.

単位認定について

厳しい.かなり厳しい.電通大で最も憎んでいるものの1つ. 最終的に僕が認定されたのは69単位.他の大学と比較していないからこれが多いか少ないかはなんとも言えない.単位認定の何が厳しいかというと,単位を認めてもらうまでのプロセスが非常に面倒でキツイ.他大学だと高専時代のシラバスを大学の教務課に送って,大学のほうで認定する単位を決める or 後日担当者と面談をしてもらえる単位を交渉するという手順のところを多く聞く.

電通大の場合は,学生自身が学修要覧という単位の一覧が載った冊子と高専シラバスをにらめっこしながら変換できそうな単位を探して,規定の書類に記入する.これが大学が始まる前の春休みの作業.そして入学してからその書類を持って担当教員に「この科目はすでにやったので単位を認めてください!」と交渉しにいくのである.クソな部分をまとめると

  • 各担当教員にアポを取って個別に交渉に行くのが面倒
  • 交渉期間中は認定してもらえるかどうか怪しい科目の講義には出席する必要がある.
  • 教員側で申請された単位を認めるかどうかを審議する委員会が開かれるのが7月,さらに学生側が最終的に認定された単位が何かを知れるのが9月と大変遅い.もし申請に不備が合った場合は途中で知らされるのかも知れないが,前期のうちに取り直すのはほぼ絶望的.
  • 高専時代に同じ内容を履修したにも関わらず,絶対に認めてもらえない下年次科目が存在する.そのため受講したい3年次の専門科目を受講できなくなる場合がある.

特にクソなのが最後の専門科目を受講できなくなる問題.これは 「専門科目の単位認定を担当するのは各学科の教員で,下年次科目の単位認定を担当するのは一般教養担当の教員.各学科の教員は2,3年毎に担当が変わってしまうのだが一般教養担当の教員は十何年も担当をしている人が多いため,一般教養担当のほうが発言力が大きくなってしまう.そのためどうしても認定できない単位ができてしまう」 とのこと.やってない科目を学ぶならまだしも,すでに学んだ科目のために本当に学びたい専門科目を取れないの本当にやめてもらいたい.

あと今年の編入生は英語の単位が足りずに下級生と英語の講義を受けているためできるだけ英語の単位を高専時代に多く取っておいたほうがよいと思う.また歴史や音楽といった一般教養も足りないので,余裕があるなら高専のときに履修しておくことをオススメする.

友達作りについて

これも僕にとってはかなり厳しかった.後述するサークルに入っていればサークルでの友人ができるのだが,サークルに入っていない者にとっては他の学生と交流する機会がほぼ0.そのため同じ編入生同士でつるむことが多くなる.

私の場合は「宇宙通信工学」という夏季集中講義があるのだが,それのお陰で友達が増えた.長野の合宿所に3泊4日の泊まりがけで講義を行うのだが,アルコールの力もあって今まで話せなかった人と話すことができた. 後は「Dentoo.LT」ってイベントに参加したりして普段全く接することの無い人と(少し)交流したりもした.これは「インターネットな感じ」と言えば伝わるだろうか...好きな分野が僕と同じ人が多かったりして居心地のよい空間であった.ただリプライではなくリアルで自分から話しかけるのはやはりコミュ力がいる...

同じ大学,コースにいるだけあって話せば気が合う人が多いとおもうので,入学を考えている人はなんとかして話す機会を作ったほうが大学生活が楽しくなると思う,マジで.僕は話がするのが結構好きなタイプだったので,大学内に話せる人がいないとTwitterだけが友達って感じで心底辛かった.

部活・サークルについて

編入する前は「3年次編入だし,部活・サークルには入りにくい雰囲気があるのではないか」と思っていたのだが本学に関してはそのようなことは無いと思う.編入生の先輩方もサークルに入っている人はいるし,僕らの代でも自転車部,テニス部,フットサルサークル,MMA,水泳部等様々なサークルに参加している(私は入っているサークルは無いが...).

ただ入部一年目ということで,1年生同様の扱いを受けるということはあるようだ.

立地について

調布市というところにキャンパスがあり,調布駅からは徒歩5分. 調布駅から新宿駅まで20分,渋谷駅まで30分,秋葉原駅まで40分となっており最高にアクセスがよいというわけでは無いが都心に出るにはそこまで抵抗は無いであろう. イベントに行ったり買い物に出かけたり美味しいご飯食べに出かけたりと,地方では味わえないものを気軽に味わえるのが都内の大学のメリットの1つだ.

調布駅周りも十分栄えているので生活には困らないと思う. 部屋探しに関してはあまりアドバイスはできないが,私の場合は1月頃に地方から出向いてきて決めた.

女の子について

高専と同じくらい少ないです.でも今年の入学者の1割りは女性だったようで増えてる模様. 女装してるしてる人はあまり見かけない.彼女持ちの人もいるけど,割合は確実に少ないので童貞でも安心.

研究について

これは後期が始まった時点でまだ研究室に配属されていないので分からない. ただ前期のうちに研究室見学があって見たい研究室を見学する機会がある.

最後に

電通大,文句はいくつもあるが,自分と似たタイプの人が多いので過ごしやすい空間だし都会特有の楽しさも味わえるし進学先としては悪くはないのであろうか.それと後輩たちには世話を焼きたいタイプの老害なので,後輩達が来てくれるとすごく喜ぶ.現役高専生で電通大興味ある人いたら@alitaso345までメンションください,一緒にゴハンでもいきましょう.

年末に全国の大学に編入した高専生でAdvent calendarとかやれたら面白そう